2008-05-21

三芳町

今日はボランティアグループの随行で三芳町に行ってきた。

まずは会場に着いて驚いた。
田園風景の中に佇む7階建ての市役所を始め、真新しい文化会館、総合体育館が隣接している。

人口も4万人にも満たず、我が市の3分の1以下と聞いてさらに驚いた。

都心に近く、関越自動車道のインターが近いため、工場が乱立している。この工業団地が三芳町を支えているのだと思った。

平成の大合併が進む中、町単独でやっていけるだけの財政豊かな町だった。

3時間の滞在だったため、ソフト面についてはわからなかったが、ハード面は素晴らしかった。

自分の住む街以外を見て回ることで、再発見がある。
時間があれば、いろいろな街を散策してみたい。

赤ちゃんポスト

親が養育できない子どもを匿名で託す熊本市の慈恵病院の『赤ちゃんポスト』に5月10日の運用開始から3月末日までに17人が託された。

導入当初も賛否両論があったが、また再燃してきた。
17人の命が救われたと考えるか、17人が親から捨てられたと考えればいいのか・・・

幸いにも身元が判明した子は9人。
手紙が添えられていたのは6人。
何よりも可哀相なのが身元が分からない8人については、戸籍法で棄児(捨て子)になってしまう。
地元、熊本県からは0人だった。

17人もの子どもが、親の愛情を受けられるずにポストに入れられてしまった。

ボクは、人を物のように扱うこのポストには反対だ。
いかなる理由があっても我が子を見捨てることがあってはならない。
親になるということは、それなりの責任が生じ、養育する義務を負う。
大変なことはわかるが、自覚を持ってもらいたい。