2008-05-10

665万円

昨日、財務省は2007年度末の国の債務を発表した。
総額は849兆2396億円。
想像もつかない金額だ。
赤ちゃんも含めた国民1人あたり、約665万円。前年度に比べ、12万円増えている。
これから少子高齢化の進展で社会保障費が増加すれば、ますます膨らむばかりだ。

数字だけをみると、この借金を返済できるのか心配になってしまう。

景気回復による税収の増加は見込めず、借金は増えるいっぽうだ。

そんななか昨日、道路特定財源を10年間維持する道路整備費財源特例法改正案を参議院財政金融委員会で否決した。
しかし、13日の衆議院本会議で3分の2以上の賛成多数で再可決して成立する見通しだ。

道路を整備するのも大事だが、今、日本が直面している問題を直視して政治を行ってもらいたい。