2008-07-14

ガソリン

石油元売り大手の出光興産は7月後半のガソリン卸値を7月前半に比べ4.4円引き上げるという。
7月月間では、前月比1.7円の上昇だ。
今や、『レギュラー満タン』が1万円を超す時代だ。


原油価格の高騰が止まらない。
更なる上昇を見越して、投機マネーが集まっているからだ。
投資家に止めてくれと言っても聞くはずはない。
ともなれば、暫定税率の廃止のみが、庶民を救う策だと思う。

ガソリン高で車の利用を控える人が増えている。
環境面から考えるといいことだが、人や物の流れを鈍らせ、景気の足を引っ張っている面も無視できない。
行楽や外食にも影響がでてしまうからだ。


さらに、明日、全国20万隻の漁船が一斉に休漁する。
このまま、燃料が高騰し続ければ、日本の食卓から魚が消える日が来てしまうのではないか。