いまだに瓦礫が山積し復興への道のりは遠い。
しかし、一歩一歩だが進んでいる。
明日は、宮城県石巻市に市民ボランティアバスの随行で行く。
秋の実りに向けての田植え。
ブランド米ではないけれども、美味しいお米が採れます。
福島県では放射能による土壌汚染で全面作付自粛の地区もあり、田植えができるだけでも幸せなのかもしれない。
たまたま留守にしている時におきたが、ポンプ室のガス管からガスが漏れていて、消防設備点検をしていた業者が作業をしていたところ爆発がおこった。
作業員は負傷しドクターヘリで搬送されてしまった。
作業員の方の1日も早い快復をお祈りしています。
昨夜は、埼玉ガスの職員が192軒を回りお詫びと食事(おにぎり2個、パン1個)を配っていた。
ガスの復旧は未明になりそうとのこと。
ガスが止まるだけでこんなに大騒ぎをすることもないような気もするけど・・・
いまだに12万人以上もの人が避難生活を余儀なくされている。
地震と津波の被害も甚大だったが、原発という人災が計り知れない不安を与えている。
しかも収束の目処さえたっていない。
実際、放射能は目に見えない。
しかも身体への影響もはっきりしない。
いつになったら、避難者がいなくなり、安心した生活を送ることができるのか。
避難者は未だに9万人以上もいる。
3ヶ月も体育館などの非日常的な環境で生活する方の精神的ストレスは計り知れない。
この震災で様々な方と出会い、学んだ。
この出会いと経験を大切にしたい。
東日本大震災で活躍中の赤十字だが、全都道府県から47人の赤十字ボランティアの代表が集まった。
その会議で深谷市が実施した『まごころ鯉のぼり』を発表した。
写真と音楽の動画を流したが、会場の緊張感ある雰囲気を打ち破って、一気に和やかにした。
百聞は一見にしかずというが、話をするよりは、視覚に訴えた。
その作戦が見事に的中し、分かりやすかったと好評だった。
いろいろな人と話をする機会があったが、有意義な会議だった。